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オフィスBGMの話

執筆者 donut 更新日時 2021年8月26日

初めまして、donutと申します。

今回初めてブログを更新させていただきます。
拙い部分もあるかと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

私は今年の6月にINSIGHT LABへ入社しました。
これまではテクニカルサポートとして従事していましたが、
ビッグデータを利用した新潟の活性化事業とビジョンに惹かれ、この業界へ足を踏み入れました。

さて、多種多様なデータについて調べていくうちにオフィスBGMに関して興味深い記事を見つけました。今回はこちらの内容について触れてみたいと思います。

オフィスBGMがもたらす効果や導入方法、導入時の注意点など解説(コクヨ公式コラムより)◆

当社ではアレクサが音楽を流してくれています。
入社当初は「会社に音楽が流れている……!?」と驚きましたが、
今ではすっかり馴染み、耳からやる気を届けてくれます。

そんなオフィスBGMには主に3つの効果があると言われています。
 
①マスキング効果

 マスキング効果とは、二つの音が重なった時に
 片方がかき消されてしまい、「鳴っているのに聞こえないよ!」という現象を示します。
 この効果によって単調な作業や複雑な操作が必要な作業を問わず、
 集中力が高まりやすいことが知られています。

 また、BGMによって書類をめくる音やキーボードのタイピング音などを聞こえにくくする効果もあります。


②リラックス効果

 音楽には気持ちを落ち着かせたり、心理的ストレスを軽減させる効果が
 あることは広く知られていますが、オフィスBGMにも同様の効果があります。
 
 慌ただしく仕事に追われていると無意識のうちにストレスを
 溜め込んでしまうことがありますが、音楽を流すことで適度に
 リラックスをしながら仕事に取り組めるようになるため、
 職場環境の改善や社員のメンタルヘルス対策として
 取り入れてみる価値はあるかと思います。

 

③生産性の向上

 前述した通り、音楽にはストレスを軽減させる効果がありますが、
 結果的には従業員一人ひとりの生産性が向上することにも繋がります。
 
 音楽を聴く
 →リラックス効果が向上し、ストレスが軽減される。
  →集中力が高まり、作業もスムーズに進む

 という流れにつながり、ひいては仕事の質も高まっていくことになり得ます。


なお、2018年に北星学園大学が発表した研究結果では、
「単調な作業」と「高度な知的作業」の2種類をBGMがある環境とない環境で
それぞれ実施し、得点を比較するという実験が行われました。

その結果、BGMがある場合の方が良い成果が出たということが立証されています。
普段私達が何気なく聴いている音楽でもその力は侮れません。

BGM による言語ノイズのマスキング効果文章読解知的作業とチラシ折り単純作業との比較

ただし、選曲によっては「耳障りになって集中できない」、
「曲によっては音量調整が必要」といったデメリットが
生じる場合もあるため、適宜配慮が必要です。

昨今のコロナ禍でテレワークに変わる企業が増えたこともあり、
ラジオやお気に入りの音楽を聴きながら仕事をされている方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

「適度に音があるほうが集中できる」「自分の好きな曲でリラックスできる」といった
意見も多く、テレワークのお供として主流になりつつあるのかもしれません。

こうして調べていくと、データというものは日々の生活の中でも
常に私達の隣に存在し、切っても切れない関係であることを実感させられました。
奥深さと同時に益々興味が湧いてきます。

なお、当社で音楽を流してくれているアレクサも時々だんまりを決め込むことがあります。
優秀なAIと言えど、休みたい時はありますよね......

そんな彼を「お疲れ様」と労りつつ、今日も今日とて「アレクサ、音楽かけて」と声を掛けようと思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

donut

執筆者 donut

生まれも育ちも新潟県新潟市。ビッグデータを基盤としたINSIGHT LABのビジョンや新潟の活性化事業に惹かれ、入社。趣味はカフェ巡りとゲーム、水族館にも行きたいです。

 

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