こにゃにゃちわ!
8月に新潟県三条市で開催されたキッザニアマイスターin三条にDX推進室メンバーで参加し、ITエンジニアのお仕事体験コースを開催いたしました。
ITエンジニアコースではScratchというプログラミング言語を使って子供たちがゲーム作りにチャレンジします。
三条市のキッザニアマイスターの概要については、過去にご紹介した記事をご覧ください。
「キッザニアマイスターフェスティバルin三条」に出展しました!
今回はクロスケがかわいい「飛んでくる矢を避けろ!」ゲームを題材として、オリジナルゲームの開発に取り組みました。
スペースキーでスタートし、キーボードの↑キーと↓キーでクロスケを上下に動かして矢を避けつつ、アイテムを取ることでスコアを増やします。
シンプルながらとても面白いゲームですので、ぜひ遊んでみてください!
PCの操作に慣れている子も多く、早いと1時間ぐらいでゲームを完成させてしまいます。すごい!
ベースが出来たあとは子供たちが思い思いに創作した個性的なゲームを作ったのですが、その独創的な発想力に私たちスタッフも刺激と元気をもらいながら過ごした2日間でした。
プログラミングといえば、小学校では2020年からプログラミングが必修となりました。
「子供のころからプログラミングを学ぶことって必要なの?」
「IT技術を使う仕事をする人だけ使えればいいんじゃないの?」
今回はそのような疑問を持っている方に向け、プログラミング教育の重要性について解説する記事になります。
試行錯誤の大切さを教えてくれるプログラミング
私は小学生であっても、将来プログラマにならない人であっても、プログラミングの体験は意味が
あると思っています。
それはプログラミングを通じ、これからの社会で必要とされる
マインドを養うことができるからです。
そのひとつが「失敗を恐れない姿勢」です。
プログラミングでは目標とする形にたどり着くまでに何度も失敗をしてはやり直します。
試行錯誤の連続です。
でも失敗をするからこそ、目標にたどり着く道すじが見えてくるのです。
弊社代表の遠山は、キッザニアマイスターに参加した子供たちの保護者に向けて、このようなメッセージを伝えています。
IT化、グローバリズム、少子高齢化、感染症、国際摩擦など様々な要因により、いい大学に入って大手に就職する、というようなこれまで理想(正解)とされてきた未来ではなくなりました。
正解のない社会では、その場に応じ、適した価値を生み出す必要があります。
適した価値は、現状を出来るだけ正確に捉え、その情報を並び替えたり組み合わせしたりして、新たな形にし、トライアンドエラーを繰り返して、価値に昇華する事が必要です。
情報を正確に捉える、組み合わせる、トライアンドエラーを繰り返す事に適しているのがプログラミングです。
プログラミングでは、まずどのようなプログラムが課題を解決するのかを理解し、適したプログラミングを行い、それが上手く動くかを何度も確認します。子供たちの将来は、ITを活用してそのような姿勢が求められていくと考えます。
ゲームプログラミングを通して、この事を実感していただけますと幸いです。
今回ITエンジニア体験コースに参加してくれた子供たちみんなが、必ずしもITエンジニアになりたいと思うことはないでしょうし、それでいいと思っています。
ただ、今回の体験を通して「何度でも失敗してもいいんだ!」という感覚を少しでも感じてくれていたら、本当に嬉しいです。
INSIGHT LABのCSR活動
今回ご紹介したキッザニアマイスターの他にも、子供たちにITに触れてもらう活動に取り組んでおります。
詳しい内容は以下のリンクからご覧ください。
CSRの取り組み | INSIGHT LAB
これからも子供たちのITスキル向上に向けた活動に積極的に参加していきたいです!