こんにちは、riceです。
梅雨明けした地域もあり、いよいよ本格的な暑さがやってきますね!
さて、子供たちにとって待望の夏休みがやってきます。私自身二児の母親なので、子供たちと一緒に考えてみること、できることはないかなと探す中、同じ子育て世代の方々にもおすすめできそうなテーマがあったので、こちらをご紹介したいと思います。
子供とデジタルとのかかわり方について
生まれた時からネットがあるのは当たり前の「デジタルネイティブ」世代の子供たち。デジタル機器をあっという間に使いこなしてしまうので驚いてしまいます。(大人が使っているのを見て、感覚的に操作できてしまうみたいですし…!)
GIGAスクール構想により、1人1台のデジタル端末を持って学習にも活用している一方で、誤った活用方法が元でいじめに繋がってしまうケースや、夢中になり過ぎて何時間も使用し続けてしまう…などの問題点もよく耳にします。
どんなルールを守り、どう活用していけば良いかを大人と子供が一緒に考える必要がありそうですね。
そこで、デジタル時代の子育てを一緒に考えてみよう!として、総務省から「上手にネットと付き合おう!安心・安全なインターネット利用ガイド」が公開されており、「デジタル・シティズンシップ」・「デジタル・シティズンシップ教育」というものが紹介されています。
デジタル・シティズンシップ
デジタル技術の利用を通じて、 社会に積極的に関与し、参加する能力のこと
デジタル・シティズンシップ教育
優れたデジタル市民になるために 必要な能力を身につけることを目的とした教育
聞きなれない単語でとっつきにくい雰囲気もありますが。。
アナログ時代を育ってきた大人にはデジタルネイティブである子供たちの課題に、これが正解!と即答することが難しいこともあるかもしれません。
その課題に一緒に向き合って解決していくために「デジタル・シティズンシップ教育」への取り組みが始まったようです。
デジタル・シティズンシップ教育のテーマ
デジタル・シティズンシップ教育は以下6つのテーマがあり、総務省の教材で解説されるものは1~4です。
- メディアバランスと ウェルビーイング
- デジタル足あとと アイデンティティ
- 対人関係と コミュニケーション
- セキュリティと プライバシー
- ニュース メディアリテラシー
- ネットいじめ もめごと ヘイトスピーチ
教材は導入編~実践編テーマ1、2、3、まで動画・ガイドブックとで構成されています。小学校低学年/小学校中・高学年/中学生・高校生と、段階的な課題に合わせられているので、自分の子供にあてはめて選択することができます。
どんなところからスタートするの?というところで少し抜粋してご紹介すると…まず、「一緒に課題と向き合い、対応する「対話」の機会をもちましょう」とされており、対話の基本として、
① 子どもの発達段階に応じた声かけをする
②「計画」→「実行」→「ふりかえり」のサイクルを意識した対話
③ 子どもの個性を尊重し、一緒に行動を分析する
とされています。
続く実践編では、各発達段階のよくある不安や疑問をどう理解・対応していくかと進んでいき、導入編にも各実践編にもワークシートがついていて、現状確認や話し合いの参考に使用することもできそうです。
ゆっくり話し合うこともままならず、ついついルールを押し付けてしまいがちになってしまいますが、こういった教材を活用して、この長い休みの機会に話し合ってみてはいかがですか?