はじめましてこんにちは!
私はBIツール「Tableau」を好きな女子、通称「Tabjo(タブジョ)」として社内、および社外にTableauの良さを伝える活動を行っています。
どんな活動をしているかについては弊社Tableauナレッジというサイトにて記事を公開しています。
興味がありましたらこちらの記事をご覧ください。
今回は2021年に新潟観光協会様と一緒に開催しました「Tableauワークショップ」の取り組みについて、3回シリーズでご紹介いたします!
1回目の今回は、ワークショップの内容をご説明する前に、観光業のDX化と、そこに向けた新潟観光協会様の取り組みについて、説明したいと思います。
観光のDX化について
近年ではインターネットとPCやスマートフォンの普及により、さまざまな分野でデジタル化が進んでいます。例えば病院のオンライン診療や、市民から寄せられる質問に対して地方自治体が導入したチャットボットが回答する、といった事例についてはご存じの方も多いのではないでしょうか。
観光業界についても同様にデジタル化の波が押し寄せており、ウェブサイトを使った情報発信、SNSを使ったプロモーションなどが盛んになっています。
観光庁が公開した「令和3年版観光白書について(概要版)」には様々な自治体がITを観光に取り入れることで業務を効率化を図りつつ、新しい観光コンテンツを提供することで、観光業を盛り上げている事例が紹介されています。
新潟県でも「にいがた観光ナビ」というWebサイトで観光に関する情報を発信し、さらには2021年12月に「新潟デジタル観光展」を開催するなど、観光業のデジタル化に向けた取り組みを積極的に行っています。
このようにITを使うことによってインターネットを使って効率的に情報発信ができたり、新しいサービスを提供できる、ということがひとつのメリットとして挙げられますが、そのほかにもメリットがあります。
それは「データが得られる」ということです。
例えばWebサイトを使って情報発信を行うことで、そのWebサイトではどのページがどれくらい閲覧されたのか、何時ごろにたくさんの訪問があったのか、どのような端末で閲覧しているのか、といったデータを取得できることが可能になります。
また、スマートフォンの位置情報などを取得できれば、旅行客の人たちがいつどこにいたのか、といったデータも取得できます。
そのようにして取得したデータを分析することで、自分たちが行っている施策が狙った通りに機能しているのか、という効果検証が可能になるため、効率的なマーケティングやプロモーションを行うことが可能になるわけです。
このようなデジタル技術を駆使してより満足度の高い観光サービスを提供していこうというDX(デジタルトランスフォーメーション)化に向けた取り組みが重要になると共に、取得したデータを分析し、活用できる人材の育成が観光業においても課題となっています。
新潟県の観光業デジタル人材育成への取り組み
このようなDX化に向けた取り組みの重要性が増していく状況において、新潟県観光協会様ではこれまで勘や経験を頼りに行われることが多かった観光業務に対し、データを活かせるようになっていきたいとの思いから、情報発信のデジタル化に対応する人材の育成事業に取り組まれていらっしゃいます。
2021年は大学や県内のIT企業から有識者を招き、デジタルマーケティングのスキルアップを目的としたワークショップやセミナーを継続的に開催され、その中で弊社がTableauの活用をテーマとした内容でワークショップを6月と9月の2回にわたって企画・運営させていただきました!
7月は弊社代表の遠山、そして9月は私がメイン講師として、新潟の観光産業に携わっている参加者の皆さんとTableauを使ってデータの活用や可視化についてわいわい勉強し、自分の頭を使って考えてみるイベントを行いました。
次回の記事では、6月に行われたワークショップについて、詳しい内容をご紹介いたします!
Tableauについて
ワークショップで使われたBIツール「Tableau」って気になるけど、実際どんな感じで使えるの?ということが気になっている方は、以下のページよりお気軽に弊社までお問合せください。
https://insight-lab.co.jp/contact/
また、Tableauの入門セミナーも開催しております(有料)。
導入したものの、なかなか使いこなせなくて困っているという場合には、ぜひご検討ください。
https://solution.insight-lab.co.jp/data-analytics-dojo/training_course/tableau_basic