こんにちは、sophy(salt)です。
最近、某RPGゲームを購入し冒険に出かける日々を送っていますが、全くと言っていい程、冒険が進行しません。マップが広すぎる…。お城の奪還は半分諦めて、他の要素を楽しもうかなと検討中。
さて、今回はゲームにちなんで「eスポーツ」のお話をしていきたいと思います。
「eスポーツ」の概要と歴史
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称、のこと。
日本で格闘ゲームがブームになった1990年代、欧米ではPGL(プロフェッショナル・ゲーマーズ・リーグ)やCPL(サイバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ)などのプレイヤーのプロ化が始まり、インターネットの普及によってゲームのスポーツ化が加速しました。そして、2000年に「eスポーツ」という単語が使われ始め、2006年にはOCA主催第2回アジア室内競技大会で正式種目として採用が決定、2007年には日本eスポーツ協会設立準備委員会が発足、日韓戦も開催されました。さらに、2011年には、第1回eスポーツJAPAN CAPが開催され、2015年からは日本eスポーツ協会などの様々な団体が立ち上がりました。参考:一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト
近年では、日本のコンテンツ市場における今後の成長分野として期待されており、ゲーム産業のみならず様々な周辺市場・産業への経済効果があるとして、これを通じた社会的意義も見込まれているようです。参考:日本のeスポーツの発展に向けて
上越5e協議会とeスポーツ
世界各国で盛り上がりを見せ競技としての印象が強いeスポーツ、上越市では、このeスポーツを活用し地域活性や雇用促進に繋げようと取り組んでいます。
上越5e協議会って聞いたことはありますか?
上越5e協議会は、上越市の産・官・学・金・民がIT活用の推進に協力連携することで、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現を目的に発足されました。ビジネス・スポーツ・教育・観光・健康など、様々なものにITを活用し、各分野での課題解決に取り組み、地域の活性化や生活の質の向上を目指しています。(ちなみに、ISLも加入しております!)
ご察しの通り、スポーツに対するITの活用が、まさに「eスポーツ」です!
この取組では、若手プレイヤーを地元で育成し、若者の雇用に繋げることを目的としています。さらに、高齢者や障がい者施設を訪問し、体験会を実施することで、健康促進や世代間交流の実現を目指しています。参考:上越5e協議会
実際に、上越市内の高校では部活動の一環としてeスポーツ課を設立、プロゲーマーからの指導を受けるなど、技術力向上を目指し活動を行っています。同時に、高齢者福祉施設を訪問しeスポーツの体験会を実施、年齢の垣根を越えた交流を行うなど、地域貢献・活性化にも力を入れています。
eスポーツは、年齢や性別に関係なく、楽しむことができるスポーツです。上越市の取組のように、新しい交流の形として活用することで、地域の活性化に繋げることができるのは、素晴らしい取り組みだと感じます!
今後もIT関連、新潟県内の取組など、随時ご紹介していきたいと思います。