こんにちは、riceです。
11月も後半…早い、本当に早いですね。この時期はなぜか焦燥感にかられるわたしです。。
先日新潟県民会館で開催された、「第15回居酒屋甲子園全国大会」に行ってきました!
「居酒屋甲子園」
凄くワクワクするワードですよね!?
それはそれは熱気あふれる、アツい、感動するものでしたので、この体験をお伝えしたいと思います。
居酒屋甲子園とは?
“居酒屋から日本を、世界を元気にする”という想いを持つ全国の同志により開催された、外食業界に働く人がより誇りを持ち、学びを共有できる場を提供する大会(居酒屋甲子園HPより)
全国各地で行われる地区大会から勝ち進んだ5店舗が全国大会の会場にて、店舗での取り組みや想いをプレゼンし、居酒屋甲子園における日本一の店舗を決定するというものです。
居酒屋甲子園の「共に学び、共に成長し、共に勝つ」という理念に共感し、インサイトラボは2022年度のサポーター企業として応援していました!
第一回開催は2006年、参加店舗数236店舗。
今回の第15回目はコロナ禍からの3年ぶりの開催、参加店舗は最多の2644店舗、そして初の地方開催ということでした。
内容は?
オープニングから映像や光の演出に圧倒されて、バンドのライブが始まるかのようなドキドキ感からスタートしました。
開場したての様子がこちら。
居酒屋甲子園における日本一の店舗を決める他に店長認定制度というものもあり、「志と成果を残せる店長」として認定された店長の方々の代表として2名の発表。
「採用の失敗は教育では取り戻せない」と、面接をとても大事にし、妥協で採用はしないとのこと。仕事をするうえで大切なことなどを“腹落ちするまできちんと伝える”という言葉も印象的でした。
もう一名の店長さんは、「名前で呼ぶ」がお店作りのポイント。
これ、嬉しいですよね。もちろん顔を認識してもらうまで通わないとですが、名前を呼ばれると一気に親近感が湧きます。
スタッフ同士ももちろんそうしているからお客様にも覚えてもらえる。お客様を名前で呼べる・お客様からも名前で呼んでもらえる、どちらも嬉しい関係ができるということです。
いよいよ5組のプレゼンがスタート
コロナ禍でのお店存続の危機、先の見えない不安や他の外的要因、世の中の変化への対応と、どの店舗も試行錯誤されていました。
一つご紹介すると、東京都「meet meats 5バル」は業態改善と圧倒的な生産性向上でコロナ前2019年との比較で売り上げ117%アップ。メイン食材の高騰から創意工夫のメニュー開発、大皿提供だったものを少人数対応へ。接客のノウハウもシートを共有し全員で取り組めるように考えられていました。
他4店舗もそれぞれ、「地域の方々に愛され続ける特別な存在を目指して」、「生産者と消費者を結ぶ虹の懸け橋となる」、「店づくりは未来づくり」、「飲食業を子供たちの夢になる志事に」を掲げ、熱気ある、心のこもったプレゼンを行っていました。
優勝店舗は?
第15回の優勝店舗は山梨県「魚屋ちから」
お店に来たお客様にはこうなってもらいたい、お店が目指す姿として、
「楽しく酔っぱらってもらいたい」
「とりあえずあそこに行こう」
「とりあえずあそこらへんに行こう」
というワードがあり、シンプルで分かりやすく私は印象的に感じたところです。
営業時間中にフライパンを使わないという、居酒屋さんではあまり聞かないようなオペレーションの工夫をされていることはもちろんですが、「とりあえずあそこに行こう」から「とりあえずあそこらへんに行こう」と、自店舗だけでなく地域活性化への想いも強い方達でした。
最後に
居酒屋甲子園。その名の通り居酒屋、そして飲食店に関係することだけだと思っていました。
でもビジョンを掲げ、目標達成のためにみんなで同じ方向を向き、試行錯誤を積み重ねていく。これってどの業種でも同じですよね。
想いを形にしていく姿はぜひ色々な業種の方々にも見ていただきたいと感じました。
プレゼン力や表現力に圧倒され、心からの想いの言葉に感動しっぱなしの時間でした!
居酒屋行きたい!居酒屋行きましょう!!