こんにちは、新潟オフィス所属のSophyです。
汗ばむ季節が到来しましたね!夏好きの私としては嬉しい限りですが、毎朝何を着ていくか考える時間が増えるのは悩ましいですね。(決して汗ばむのが好きなわけではありません)
さて、今回のブログでは自治体におけるDXの取組「書かないワンストップ窓口」について調べていきたいと思います!
書かないワンストップ窓口
デジタル庁では、マイナポータルや地方自治体独自の電子申請システムの活用による行政手続きのオンライン化に加え、窓口での手続きにおける住民や自治体職員の負担軽減を目指して「書かないワンストップ窓口」の取組を進めています。
書かないワンストップ窓口とは、デジタル技術を活用することで、窓口における手続きを簡単且つ効率的にすることで、市民サービスの向上と職員の業務負荷軽減を目指す取組です。
書かないワンストップ窓口の期待される効果
業務改革が進んでいない地方自治体窓口では、住民及び自治体職員のそれぞれが課題を抱えていると言われています。
住民:
「何度も同じ項目を書かされる」
「窓口で待たされる」
「複数の窓口に回される」自治体職員:
「申請書ごとに記入方法の説明が求められる」
「記入内容の確認作業が多岐にわたる」
「業務の複雑化に伴い属人化する」
手続きによっては16枚もの書類にサインが必要なため、完了するまでにほぼ1日を要すると聞いたことがあります。
書かないワンストップ窓口では、デジタルの3原則「デジタルファースト」「ワンスオンリー」「ワンストップ」の考え方に基づき、窓口業務とバックヤード業務の業務改革を行い、デジタルの力を最大限活用することで、「書かない」「待たない」「回らない」の実現を目指します。
参考:自治体窓口DX「書かないワンストップ窓口」(デジタル庁)
事例紹介
ワンストップ窓口導入の事例として、北海道北見市の取組をご紹介します。
北見市では、「新人職員が市役所窓口を利用してみたら実験」を行うことで、利用者目線での課題を抽出、課題解決に向けたデジタル化を推進することで「書かない」「回さない」「漏れがない」サービスの提供を実現しました。
詳しくは、デジタル田園都市国家構想 デジ田メニューブックをご参照ください!
最後に、
最近ユニバーサルデザインに関するセミナーを受講したのですが、ワンストップ窓口ってまさにそうだなと思います。効率化や作業負担の軽減ももちろん大事ですが、わかりやすく誰にでも優しいDX化ってこれからの社会ですごく重要になってくるなと改めて実感しました。