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【ご紹介】新潟県も万博出展!デジタル技術で魅力を再発見

執筆者 rice 更新日時 2025年6月09日

こんにちは、riceです。

前回のブログ、大阪・関西万博とデジタル技術について調べている際、新潟県の万博出展情報を見つけました。新潟県が出展していたとは、県民ながら知りませんでした...。そこで今回は、新潟県の出展のなかでもデジタル技術を活用したものを調査してみました。

期間とテーマに分けてご紹介します。

 

1.長期展示(万博会期中)

  • 開催期間: 2025年4月13日(日)~10月13日(月)
  • 主な展示場所: 静けさの森

ヒスイ(翡翠)のARコンテンツ

新潟県の石であるヒスイ(翡翠)を展示。ヒスイをきっかけに新潟県を知ってもらうため、AR(拡張現実)を用いて新潟県内の様々な名所を巡る疑似的なワープ体験を提供します。

設置されたQRコードを読み込み、スマートフォンのカメラでヒスイや県内各地の観光地を映すと、ヒスイの歴史や観光情報が表示される仕組みです。


-----------ここで少し脱線。ヒスイ(翡翠)って新潟で有名なの?と思う方もいらっしゃると思いますので、ヒスイ情報を補足します。

ヒスイ(翡翠)とは?

 勾まがたま)などの装飾品として古くから全国に流通していた宝石

「新潟県の石」となった経緯

 新潟県の糸魚川地域で採れるヒスイは、約5億2000万年前にできたもので、「世界最古のヒスイ」と言われています。
また、糸魚川では今から約5,500年前の縄文時代からヒスイを加工し交易が行われていたため、日本は世界最古のヒスイ文化発祥地であるとされています。

こうした背景を踏まえ、「翡翠を新潟県の石にする会」により2022年2月、ヒスイを新潟県の石に指定するよう求める請願が、4万2千筆以上の署名とともに新潟県に提出されました。

これを受け設立された検討委員会での審議の結果、2022年11月4日付けで、ヒスイが新潟県の石に指定されました。

              参照:糸魚川観光ガイド糸魚川ユネスコ世界ジオパーク    

 

 

2.「食と暮らしの未来」テーマ催事

  • 開催期間: 2025年6月10日(火)~6月13日(金)
  • 主な展示場所: EXPOメッセ

佐渡金山VR体験

世界文化遺産である佐渡金山の坑道や街並みなどをVR(バーチャルリアリティ)で再現する体験が提供されます。



3. 「本県特産品の展示」

  • 開催期間: 2025年7月11日(金)~7月17日(木)
  • 主な展示場所: ギャラリーWEST(屋内展示室①、屋内展示室②、屋外展示スペース)

 

屋外展示スペースのAR技術を活用した着物試着体験スポット

AR技術を用いて、伝統工芸品である十日町友禅などの振袖をバーチャルで試着できるフォトスポット。新潟県内の観光名所のフォトパネルを背景に、自身のスマートフォンで簡単に着物試着と記念撮影が可能です。

屋内展示室①「ものづくり×匠の技」エリアの映像・QRコード連携

各展示コーナーでは、産地の製造現場の動画や写真の映像が上映されます。キャプションに掲載されたQRコードを読み込むことで、展示されている工芸品の詳細情報やPR動画を視聴できます。

屋内展示室①「花火×感動」エリアの映像と音響による演出

新潟県内で開催される花火大会をモチーフにした4K映像と迫力ある音響が、正面と両側面の壁面に投影され、来場者は花火大会にいるかのような臨場感を体感できます。


屋内展示室①「錦鯉×和」エリアのデジタル空間を活用した提案

「泳ぐ宝石」と呼ばれる錦鯉の美しさを表現し、デジタル空間における錦鯉の新たな楽しみ方の可能性を提案します。

 

参照:2025年日本国際博覧会における新潟県催事 新潟県観光文化スポーツ部

参照:新潟県催事「ギャラリーWEST」 新潟県


 

最後に

新潟の特産品とデジタル技術を掛け合わせることで、新たな魅力を知ってもらうきっかけとなったり、実際に現地で体験したい・新潟に行ってみたいと思う方々が増えたら嬉しいですね!

 

rice

執筆者 rice

新潟県新潟市生まれ、蕎麦屋の娘として生まれ育ち、和菓子屋、不動産屋を経験し、INSIGHT LABの新潟ビジョンに共感し、2021年に入社。慣れないIT企業で四苦八苦。2児の母。

 

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