こんにちは、riceです。
進学や進級をきっかけに、お子さんがスマホデビューしたご家庭も多いのではないでしょうか?連絡手段があることは安心ですが、使用時間が気になったり、良くない情報を見てしまわないかと心配になったりもしますよね。
今回は、子供のデジタルデバイス利用を保護者が管理できる機能「ペアレンタルコントロール」について調べてみました。
ペアレンタルコントロールとは、子供が使用するスマホやインターネット、ゲーム機などの利用に、保護者が制限を設定できる機能です。子供を不適切なコンテンツから守ったり、インターネットやゲームの利用時間を管理したりすることができます。
また、同じ制限機能としてフィルタリングがあり、こちらも同様に子供がインターネットやデジタルデバイスを安全に利用するための機能ですが、主に有害なコンテンツへのアクセスを制限することに焦点を当てたものになります。
ペアレンタルコントロールは子供のデジタルデバイスの利用全般を管理・制限することを指し、フィルタリングはそれを実現するための手段の一つと言えます。
インターネットやゲーム機などにも設定できるようですが、こちらではiPhoneとAndroidのペアレンタルコントロール機能をみていきます。
iPhoneでは「スクリーンタイム」を使用し「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにすることで、対象のデバイス上のコンテンツ・アプリ設定を管理できます。
主な制限・管理機能
上記は子供が使用しているデバイス(iPhoneやiPad)で保護者が設定するものですが、「ファミリー共有」という機能を活用すると、保護者自身のデバイスから子供のスクリーンタイムを管理することが可能です。
参考:Appleサポート ファミリー共有とは
参考:Appleサポート ファミリー共有を設定する
Androidにおけるペアレンタルコントロールの設定は「ファミリーリンク」を利用することが多いようです。利用するには保護者と子供とのGoogleアカウント連携が必要だったり、13歳未満と13歳以上の場合で手順が異なったりするので、確認しながら設定を進めましょう。
参考:Google for Families ファミリーリンクを使ってみる
主な機能と制限
前述のように、フィルタリングは主に有害なコンテンツへのアクセスを制限することが目的です。
青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成29年法律第75号)の施行によって、携帯電話キャリアには次のような義務が課されています。
年齢や家庭のルールに合わせたフィルタリングレベルの設定やカスタマイズが可能ですが、スマホの
OS、契約する携帯電話キャリアによってフィルタリングサービスが異なるので、比較検討して選択する必要がありそうです。
子供を心配する気持ちからあれもこれもと制限をかけてしまう前に、まずは何が良くないのか、どういう危険があるのかなどを説明したうえで、話し合いながらルールを決めることが大事ですね。
私も子供をもつ親として、一方的な押し付けにならないよう気を付けなければ...と思うところです。