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新潟県議会 行政視察 による来社

作成者: ISAO|2020年12月13日

 こんにちは、ISAOです。すっかり寒くなってきました。曇り空を見て、今日は晴れた!と新潟人っぽいことをいうようになりました。ところで先日新潟県議会議員の方々16名が来社いただきました。
新潟県議会県民所得アップ対策特別委員会「ビッグデータ等の活用による地元企業と連携した新たなビジネス展開に資する取組について。」ということで、興味を持っていただきありがとうございます。めずらしく全員スーツでご説明させていただきました。

 

 今回は少し真面目モードですが。まずはメンバーの自己紹介、当社の概要。なぜ新潟にいるのか?どんな会社なのか?簡単に言えば、ビッグデータ分析基盤に関するプロフェッショナル技術者集団で。遠山が新潟村上がルーツだから盛り上げたいと思っている。ただ、盛り上げるって言っても技術者集団だからね、しっかりビッグデータを活用して経済的成長を進めている。ガチで。という流れで。僭越ながら、現在の新潟の労働生産性の問題やビッグデータを活用することによりどのように変化する可能性があるのか、(簡単にいうと)マクロとミクロの視点から説明させていただきました。


 

 こんなに著名人の方が・・・物凄い圧力。

 プレゼンテーションと途切れない質疑応答であっという間の80分でした。短い時間ではございましたが、来社いただきありがとうございました。

質問の中でいくつかピックアップすると。
・「新潟の人材はどうですか?技術レベルはいかがですか?」→「当社で採用した人材はとても満足しています。大学や専門学校では短い期間ですし学習する機会が少ない現状では即戦力の人材は多いわけではありません。そもそも学校の学習だけで評価しても意味がなく、最先端の技術を学ぶには常に学習し続けることが必要です。いますぐできなくとも数年後に成長していればいい。すなわち学び続ける力です。黙々と学び続ける力は新潟の人材は長けていると思います。」

・「新潟や地方でどうですか?」→「東京と地方をそもそも横並びに考えることが違っており、優越をつけるべきではなく、"個性"と捉えるべきかと思います。新潟にある海、山、川など豊な自然。夏は暑く冬はしっかり雪が降る四季。これは東京にはありません。この個性を生かしたAIやビッグデータを活かした実証実験が魅力的なのです。例えば北海道でお世話になっている大学教授がおりますが、駐車場にセンサーで積雪状態を把握し、積もるようなら自動的に電気で温めて溶かすような技術があります。これは、積雪が多い地域でしか気がつきません。この仕組みを北欧や積雪が多い地域に販売することで外貨が入り、GDPの成長へつながります。北海道ではこの技術をもとに大学発ベンチャーとして立ち上がっています。このような流れを新潟でも期待しています。」

という感じです。IT人材と東京と地方の差ですね。客観的な比較ができれば良いのですが、どうしても「東京すごいよねー」という目線から自然と比較する人が多いから。しっかりプロコンして、分析して、競合戦略、成長戦略を立てれば良い訳だし。ということを考えています。

 IT業界は、現在の新型コロナウイルス感染症による経済打撃はまだ少ないですが、大打撃を受けている他の業界も盛り上げるべくして活動していきたいと思っています。最先端の技術は素晴らしいですが、この人間社会においてはやはり最終的には人。人が喜ぶ、人が使える、人が豊かになる。そのためのテクノロジーの追求や浸透、普及ができればと思っています。

 まだ6月より設立し半年経たずに県議会の方々より興味を持っていただいたことは大変嬉しく思い、しっかりと技術発展と地域への技術貢献を進めていきます。

 

※写真はOKもらってるのでアップしてます。