こんにちは、donutです。
あっという間に3月も後半に差し掛かろうとしています。
花粉も本格的に飛散し始めているので花粉症にも気を付けていきたいですね...
さて今回は、私達の仕事や生活に欠かせない「フォント」についてご紹介したいと思います。
フォントは、文字や数字、記号などの書体やデザインを表します。文書やWebサイト、各種ロゴ等で文字を表現する際、フォントが視覚的な印象を大きく左右し、読みやすさに大きな影響を与える場合もあります。
以下に、読みやすいフォントの特徴について記載していきたいと思います。
- 文字と文字の間で適切なスペースがある
→文字同士が詰まりすぎていないことで、視認性が向上します。- 文字の形が分かりやすく表現されている
→アルファベットの「l」と数字の「1」、「O」と「0」の区別がつきやすい
フォントが望ましいでしょう。- 文字の太さが適切である
→細すぎると読みづらく、逆に太すぎても視覚的に重くなってしまうため、
バランスの良さが求められます。- 行間が広めに設定されている
→行間が狭すぎると文字が詰まって読みづらくなるため、少し広めにすることで
視覚的にも見やすさが向上します。
続いて、主に使用されるフォントについてご紹介いたします。
なお、上記以外のフォントについては、株式会社モリサワの書体見本ページをはじめ、
各種Webサイトで書体見本の確認が可能です。
<参考>
◆書体見本(株式会社モリサワより)
フォントを選ぶ際は、使用目的や媒体、デザインによって異なってきます。フォントによっては
視認性や印象を大きく左右するため、場面に応じて適切なフォントを選ぶことが大切です。
主なフォント選びのポイントは以下になります。
UDデジタル教科書体は、デジタル教科書をはじめとしたICT教育現場に最適なフォントです。
UDは「ユニバーサルデザイン」の略称で、視覚や聴覚に障がいがある方を含め、誰でも使いやすい
デザインであることを意味します。フォントの場合、読みやすさや視認性を高め、誰でもストレスなく文章の内容を理解できることが重要な要素となります。
UDデジタル教科書体は、こうしたユニバーサルデザインの理念を基に開発されています。
UDデジタル教科書体は、主に以下のような場面で活用されています。
「教科書体」から学校で利用される印象が先行しますが、「文字の見やすさ、読みやすさ」に
特化したフォントである印象がうかがえました。
<参考>※株式会社モリサワより
◆UDデジタル教科書体
◆弱視の子も読みやすいよう開発、「UDデジタル教科書体」学校で活用が広がる訳
今回はフォントについてご紹介しました。
フォントには、コンテンツや書籍、Webページの見栄えを向上し、「何を伝えたいのか?」を
明確にする役割があります。視認性や可読性などを考慮しながら、目的に合ったフォントを
選ぶことが大切です。
なお、次回のブログでは「どのフォントが好まれているのか?」についてより詳しく調べて
いきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。