こんにちは、riceです。
最近物騒なニュースを目にすることが増え、「子どもが一人で登下校する時や、留守番をしているときに事件や事故に巻き込まれないか心配...」と感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
特に小学校高学年頃になると、塾や習い事で一人行動が増え、不安はますます大きくなります。
そこで今回は、AIやIoT技術を活用した防犯ツールをいくつかご紹介したいと思います。
防犯グッズを持つ前に、まずは家庭内で「こんな時どうする?」と話し合っておくことが大切です。例えば、
こうした約束をあらかじめ決めておくと安心です。また、学校でよく紹介される防犯標語「いかのおすし」を参考にすると、子どもにも分かりやすく伝えられます。
いかのおすし
「いか」:知らない人について「いか」ない
「の」 :声をかけられても車には「の」らない
「お」 :「お」おきな声を出す
「す」 :「す」ぐに逃げる
「し」 :すぐ大人に「し」らせる
「万が一」に備えるには、家庭での声かけに加えて、最新の防犯ツールを取り入れるのも安心につながります。AIやIoTを活用した便利なツールを見ていきましょう。
見守りAI搭載。
子どもの行動を自動的に認識し、自宅や学校、習い事などのよく行く場所や行動範囲などを学習することで、普段行かないようなところを異常と判断し、通知。
プランによって、ボイスメッセージの録音や送信も可能。
BoTトーク/GPS BoT
屋内の様子をスマートフォンで確認できるホームネットワークシステム。
専用アプリ「ホームネットワークW」をインストールしたスマートフォンと連携して、カメラで家の見守りができるほか、スマホとカメラ間で会話ができることが特徴。
Panasonic屋内HDカメラ
子どもが留守番中の様子や登下校時等の位置情報の確認に、カメラ・センサー・GPSタグ(オプション)を活用したセキュリティサービス。
家族や自宅に不安を感じた時には警備員が急行し、対応してくれるサービスもあり。
MAMOLEO
子どもの位置情報履歴を記録・通知するタウンセキュリティサービス。
子どもは専用の見守り端末を持ち歩くだけ。通学路や駅・コンビニに設置された基地局を通過する時の位置情報が記録される。さらに、「見守りアプリ」をインストールしたスマホを持つ人も見守りスポットとなるため、地域全体で子どもを見守る仕組みが構築できる。
oTTa
いくつかツールをご紹介しましたが、防犯ツールを持たせるだけでは、なぜ必要なのかを子どもは理解できないかもしれないですし、いざという時に正しく使えないかもしれません。大切なのは家庭で一緒に「どう使うのか」を練習したり、「安全を守る道具」だと伝えることです。
こうした準備をしておくと、子どもも納得したうえで安心して使えるようになります。
おわりに
子どもの安全を守るためには、AIやIoTを活用した防犯ツールが心強い味方になります。しかし、ツールだけで安心できるわけではなく、家族での話し合いや地域との繋がりを大切にすることも必要だと感じました。