10月27日(火)に開催される「Data Revolution Virtual Summit」にて、QlikViewを実際に導入し、お客様に貢献させて頂いた事例をご紹介致します。
Qlik Data Revolution Viatual Summitとは、Qlikが主催する、業界のリーダー、データイノベーター、Qlik® のエグゼクティブが、新たなデータの至上命題についてさまざまな角度から考察していくオンラインイベントです。
日程 | 10/27(火)16:50~17:25 |
タイトル | データから読み解く顧客構造 |
登壇者 |
株式会社JTB Web販売部 INSIGHT LAB株式会社 |
セミナー内容 | サイロ化された膨大な予約データにメスを入れたのは2018年。新たな基盤構築の中心にQlikを据え、約2年に渡り顧客構造を探ってきました。Qlikを用いた探索型分析により明確になった顧客構造と今後の利活用を解説します。 |
当日は旅行会社JTB様の、Qlik導入事例をご紹介します。
Qlik導入以前はお客様の情報が散在している、各担当者が個別にデータを管理しているため全体像が見えないという課題がありました。そこで、JTB様の販売データ、外部のデータ、Webログデータをつなげて貯め、活用するという新しい顧客データ統合基盤を構築し、さらに顧客分析のプロセスを4つのレベルに分け、最終的にJTB様の独自視点の評価構築、ブランド体験価値提供の設計が可能になるようにしました。
顧客分析の最初のプロセスでは、先入観にとらわれずに事実を直視し、ミクロデータを見る前にマクロデータで背景を知るというものです。その次のプロセスで顧客のコンテクストでセグメントを分類します。そうすることによって注力するべきロイヤル顧客、顧客コミュニケーションを抽出、策定することができるようになります。さらに次のステップで詳細なアプリケーション実装を行います。顧客の情報、サイトの訪問回数や滞在時間、予約、出発、旅行先でのプラン内容などのあらゆるデータを対象とし実装することで、一連の全てのデータが結びついているので探索型で追跡できる様になります。そして探索型分析で顧客セグメントを特定します。例えば、週末高級ホテルに1人で宿泊し、計画的な予約で20代女性が多いという場合に、週末に高級ホテルに宿泊する「東京貴族」という風にセグメントを特定することができます。
模索型の分析、実績とトラフィックの融合、お客様の高度な意味付けという3つのご要望をQlikで実現し、売上から顧客体験の向上まで一貫してデータドリブンで考えることを可能にしました。『分析とはデータを「解釈」することであり、そのインサイトから「顧客構造を理解するということである」』というテーマの実現へ貢献しています。
実際の分析画面などは当日のセミナーにてご覧いただけますので、是非ご参加下さい。
福田 晃仁 氏
戦略担当部長 兼データサイエンスセントラル 統括
JTB Web販売部 主幹 戦略担当部長として、オンライン販売のデータ活用戦略を統括。これまでのキャリアで培った、総合代理店/ITベンダー/事業会社の3つの支店によって、日本のデータマーケティング業界をリードしている。
趣味は多岐にわたり、オリーブ農園を運営している。また昨年、電気工事士の免許を取得した。
横尾 聡
コンサルティング本部 本部長
大学卒業後、日本電気株式会社を経て、中堅商社、リゾート運営会社にて人事総務、財務会計、マーケティング等の広範な実務を経験。その実務経験を活かし、現職にてデータ分析コンサルタントとして、これまで50社以上のBIのプロジェクトの運営、開発実績を持つ。2018年3月、コンサルティング本部を立ち上げ、執行役員 コンサルティング本部本部長に就任。
ビジネスで優れた功績を持ち、データを活用して自分の組織だけでなく、他社の組織にも実りある変化をもたらし、よりよい世界を創造させると認められた者だけが選ばれる、Qlik Luminary2020に選定されています。